スライサー、高速チョップカッター、大型フレーカー、X線検査機等、お肉屋さんの設備としてはちょっと規模が大きいかも知れません。
しかし、スライサーも、ただお肉をセットして動かせば美味しく切れるというものではありません。
お肉の温度、切った後のキャッチ、厚さの調整、グラムの調整、実はその一つひとつの工程に職人技が必要です。
当社は創業昭和54年から始まる社歴の中で、培った職人の技や知識を脈々と受け継ぎ、今日まで札幌の食文化と共に成長してまいりました。
これからも街のお肉屋さんとしての基本的な技と勘を大切にしながら、技術を磨いてまいります。
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クリーンゾーンである加工室内は換気設備技術を駆使し、室内の気圧を制御すること(陽圧管理)によって建物の外へ空気の流れを作り、外部からの虫や埃といった異物の侵入を防いでいる。
また、室温、湿度の管理をすることで、静電気による異物付着を防止し、一定の生産環境レベルを維持している。
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『金属検出機M6-h』はデジタル信号処理とオート設定機能により、安定的に高い検出感度で食品に混入した金属異物を検出する。
『X線検査機XR75』は骨や樹脂などの低コントラストな異物も高感度で検出し、さらに形状検査、相対質量検査、かみこみ検査など様々な検査が可能だ。
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サンテツ技研社が開発した『Dynamic Effect,Powerful Antioxidation Keeping(DEPAK)』高電圧静電誘導発生装置システムによる特殊な電気エネルギーを与えながら解凍することで、食肉を酸化劣化から守り変色もなくドリップも少量で抑え高品質な解凍を実現した。
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内部で完全に2つのゾーンに分けて管理している。
ダーティーゾーンサイドでは、仕入業者から届いた枝肉、部分肉を段ボール等で保管し、クリーンゾーンサイドでは部分肉を小割・整形・スライス加工処理した後の商品を洗浄消毒された専用コンテナで保管している。
牛、豚、鶏の食肉以外の部位(内臓、骨、脂、血液などの畜産副産物)専用の冷凍庫。
庫内の広さは17.4㎡で庫内温度はデジタル管理の下で常にマイナス25度に設定され、冷凍機異常ランプ、庫内温度異常ランプを設置し、異常を察知すると警報ランプとブザーが作動する。(温度管理、警報装置は食肉専用冷凍庫も同仕様)
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ユニットクーラーにより食肉工場内全体が室温13度~15度に保たれる様、温度管理を徹底し、鮮度を保ったまま加工、出荷することを可能とした。